【2020最新版】医師の副業おすすめ10選!難易度や収益性を解説

本業の他に収入源を増やしたい、リスク分散や節税対策したいなどの理由から、医師で副業をしている方も少なくありません。副業の種類は数多くありますが、大きく分けると医師の職業を活かした副業、医師の職業とはあまり関係のない副業があります。

どのような副業が良いかは人によって異なりますが、各副業について正しい知識がないと本業に支障が出たり、借金を背負ったりなど本末転倒になる可能性もあるので注意が必要です。

そこでこの記事では、医師におすすめの副業、副業をするメリットとデメリット、副業をするときに注意点について解説していきます。この記事を読むことで、自分に合った副業を選ぶヒントや、副業についての疑問の解消にお役立ていただけるでしょう。

医師の副業まとめ【10個】

最初に医師におすすめの副業を10個ご紹介します。ご紹介する副業の中には、実際に私がやったものもありますし、やりたかったけど時間がなく諦めたものもあります。名義貸しのような問題があるものは省きました。

  • 非常勤・スポットバイト
  • 医者のポイントサイト
  • ブログアフィリエイト・アドセンス収入
  • 医療ライター・医療記事の監修
  • 講演・セミナー講師・メディア出演
  • 駐車場シェア
  • 翻訳
  • 動画・画像編集
  • プログラミング
  • 株式・不動産・FXなどの投資

医師の副業は、大きく2つに分けられます。医師という職業を活かせる副業か関係ない副業かです。これら2つは、取り組みやすさや本業に活かせるかなどの違いがあるため、分けてご紹介します。

それでは、医師という職業を活かした副業からご紹介していきます。

医師という職業を活かした副業【5つ】

多忙で時間があまり取れない医師が多く、準備に時間のかかる副業はできない人が少なくありません。そのような医師におすすめしたいのが、医師という職業を活かした副業です。

これらの副業の特徴は、取り組みやすい、本業に活かせることが多い、時給換算すると高いものが多いことです。また、周りにその副業をしている人が多いため、聞きたいことがあったときに相談しやすいでしょう。

医師という職業を活かせる5つの副業をご紹介します。期待できる報酬や取り組みやすさなどから考えて、おすすめ順に並べました。

非常勤・スポットバイト

多くの医師がやっている副業が、非常勤・スポットバイトです。今すぐにでも確実に稼ぎたい人に向いている副業といえます。普通の仕事に比べたら時給も高く、相場は外来や健康診断バイトで1万円前後、当直で5万円前後です。週1でやっても月20万円程度は稼げるでしょう。

大学病院に勤務している医師なら、大学病院が紹介してくれることがあります。そのような場合は、紹介先の病院の情報は医局内の同僚に聞けばわかるため、働きやすいかどうかを知ることができます。

また、医師の非常勤・スポットバイト探し専門のウェブサイトもあるので、条件に合ったバイト先が比較的見つけやすいでしょう。

バイト先の見つけやすさや本業に活かせるなどのメリットはありますが、休日を使う肉体労働のため、年齢を重ねるにしたがい厳しくなります。また、稼げる金額に上限があるため、大きな収入増は期待できません。

非常勤・スポットバイトを探すときに利用できる代表的な専門サイトを、簡単にご紹介します。

リクルートドクターズキャリア

人材サービス業界大手のリクルートが運営している医師専門の転職サイトです。非常勤求人は公開・非公開合わせて2万件近くある時期もあります。多くの選択肢の中から条件に合った仕事を探せるので、あなたの希望に沿ったバイト先が見つかる可能性は高いでしょう。

エムスリーキャリア

M3.comは日本最大級の医療従事者向けのポータルサイトで、最新情報や医師同士のコミュニティの場などさまざまなサービスを提供しています。その中のひとつがキャリアサポートサービスです。
エムスリーキャリアはどちらかというと転職を考えている医師に利用されていますが、非常勤やスポットバイトを探すことにも利用できます。

マイナビDOCTOR

人材サービス業界大手のマイナビが運営している医師専門の転職サイトです。常勤・非常勤ともに多くの求人があります。
しかし、首都圏の求人が多いため、地方勤務の医師は条件に合うバイトが見つけにくいかもしれません。

民間医局

非常勤・スポット求人が多く、非常勤希望でもスピーディーなサポートが受けられます。また、非常勤だけの医師にも適用される医師賠償責任保険に加入できるなど、手厚いサービスが受けられるのが特徴です。

医師向けのポイントサイト

空いた時間に自宅で作業をしたいという方におすすめなのが、医師向けのポイントサイトです。アンケートに答えたり、講演会の動画を視聴したりするだけでポイントが加算されていきます。獲得ポイントに応じてギフト券や図書券、現金に交換できるシステムです。

普通のポイントサイトは、口座開設やカードの申し込み、無料会員登録などで高いポイントがもらえますが、アンケートなど簡単なものでは1~5ポイントしかもらえません。しかも、個人情報登録が必要なものでは、個人情報が流出して迷惑メールなどが送られてくることがあるなどのリスクもあります。

しかし、医師向けのポイントサイトは普通のポイントサイトよりも単価が高く、アンケートに答えるだけでも1万ポイント以上もらえるものも数は少ないですがあります。

ただ、複数のポイントサイトに登録してこつこつポイントを稼いでも、月に2~3万円、年間20~30万円しか稼げません。そのため、大幅な収入増を希望している医師にはおすすめできません。しかし、少額でもよいのでリスクなしで空き時間を利用して簡単に稼ぎたい医師にはおすすめの副業です。

代表的な医師向けポイントサイト

代表的な医師向けポイントサイトの①代表的なポイント取得方法 ②代表的なポイント交換商品 ③特徴 を簡単にご紹介します。

M3.com
①アンケート、Web講演会視聴後のアンケートなど
②Amazonギフト券やJALマイル、お米などの食料品など
③会員グレードによって変わるポイント換金率

プラメドポイントクラブ
①アンケート
②Amazonギフト券、現金など
③アンケート特化型ポイントサイト。10,000ポイント以上のアンケートあり

Medpeer
①アンケート、インフォメーションクリック、薬剤評価掲示板への評価、WEB講演会視聴
②Amazonギフト券
③ポイント取得方法が多彩

CareNet
①アンケート、臨床クイズ、WEB講演会視聴後のアンケート
②Amazonギフト券
③ポイント取得方法が多彩

日経メディカルオンライン
①アンケート、eディテールの視聴、WEB講演会視聴
②Amazonギフト券、全国共通ギフト券など
③WEB講演会視聴が多い

Medical Tribune
①アンケート、特定コンテンツの閲覧、資料請求、WEB講演会視聴後のアンケート
②Amazonギフト券、図書カードなど
③IQVIAに登録するとアンケートメールが送られてくる

エス・マックス
①アンケート(MR訪問等状況調査)、
②Amazonギフト券、JCB商品券など
③ポイント獲得方法は少ないが定期的にある

MCL
①アンケート
②Amazonギフト券、図書カードなど
③アンケート特化型サイト

ブログアフィリエイト・アドセンス収入

大金を稼げるチャンスがあるという副業でおすすめなのが、ブログアフィリエイトやブログ運営などによるアドセンス収入です。

ブログアフィリエイトとは成功報酬型広告のことで、ブログやホームページで紹介した商品やサービスが売れた場合に、報酬がもらえます。
アドセンス収入は、サイト内に貼った広告を閲覧者がクリックするともらえる報酬です。

運営しているホームページやブログが人気となり、毎日多くの閲覧者が訪れるようになったら直接企業から宣伝して欲しい商品の依頼などがくる可能性もあります。

まずは扱うジャンルを決めなくてはいけません。ジャンルを決めるときのポイントは2つ。
多くの人が興味を持っていて、企業の広告数が多いジャンルです。
医師という職業を活かすなら、健康や美容がよいでしょう。これらのジャンルの商品は「医師がおすすめする」と書くだけで信頼度がアップするため、医師が扱うジャンルとして最適です。

健康ジャンルではサプリメントや健康食品、美容ジャンルでは脱毛やエステなどが人気です。継続して執筆しなければいけないため、少しでも興味のあるジャンルを選択することをおすすめします。もし、健康や美容のジャンルを扱うのが嫌なら、医師とは全く関係ないクレジットカードや保険などのジャンルを扱ってもよいでしょう。

アフィリエイトやブログのアドセンス収入は、時間を使って良い記事を書いても閲覧数が少なくほとんど報酬が入らない可能性もあります。なぜならアフィリエイトで稼ぐためには、Google検索で上位表示されて多くの人に閲覧してもらうことが重要だからです。そのためには、SEOの知識や実名や写真を出すなどして、サイトの信頼性を高めることも必要となってきます。また、Googleのアルゴリズムがアップデートされるたびに、更新作業をしなければ、上位表示を維持できません。

投資をほとんどしないで始められるため失敗しても損はしませんが、確実に稼ぎたい医師にはあまりおすすめできない副業です。

ブログアフィリエイトの始め方

ブログアフィリエイトの始め方を簡単にご紹介します。

1.複数のASP(アフィリエイトサービス会社)に登録する
ASPは、広告主とアフィリエイターのつなぐ仲介役を果たしている会社です。ASPによって報酬額や多く扱っているジャンルが異なるため、色々なASPに登録して比べてみましょう。有名なアフィリエイト会社は「A8.net」「アフィリエイトB」「アクセストレード」などがあります。

2.サーバーをかりて独自ドメインを取得し、ドメインをサーバーに設定する
アメブロなどの無料ブログで始めることもできますが、突然のサービス終了や記事が勝手に消されてしまったり、アフィリエイトをすること自体を禁止したりしている無料ブログもあります。

レンタルサーバーと契約して独自ドメインを取得しても、費用は月1000円程度ですみます。サーバー会社はXSERVER、独自ドメインの取得には「お名前.com」などを使っている人が多いです。

3.WordPressをサーバーにインストールして、ワードプレスの設定をする
XSERVERを使ったなら「WordPress簡単インストール」を使うと簡単に設置できます。入力する項目は、「ブログ名」「ユーザー名」「サイトURL」「パスワード」などです。

最後にWordPressの一般設定からアドレスだけ「http://~」から「https://~」に変更しておきましょう。
これで準備完了です。

4.記事を執筆してASPに提携申請をする
記事をアップロードしてから提携申請した方が通りやすいので、最初に2~3記事執筆してサイトにアップロードしましょう。

ASPの管理画面から利用したい広告をチェックして、提携申請をしてください。
承認されたら、広告を貼り付けましょう。

医療ライター・医療記事の監修

記事を執筆するといってもアフィリエイトと違い確実に稼げるのが、医療ライターや医療記事の監修です。空いている時間を使って自宅で執筆できるので、取り組みやすい副業といえます。

執筆や監修依頼は「Lancers」「クラウドワークス」などのクラウドソーシングサイトに登録すると見つけやすいでしょう。

医療記事は専門知識が必要になるため、普通の記事を執筆するよりは単価が高いことが多いですが、それでも1文字3~4円が相場です。この文字単価で1時間3000文字執筆できたら9,000~12,000円の時給になります。実際、専属の医療ライターの中には、月に100万円以上稼いでいる人もいるので、副業でも月に20万円程度なら稼げるかもしれません。

しかし、WEBサイトの記事執筆に慣れる必要があることや、専門外の内容も執筆しなければいけないため、非常勤バイトよりも高い時給になるのは簡単ではないでしょう。

時給をあげるためには、執筆するスピードをあげることと文字単価が高い依頼を受けることが重要です。高い単価の依頼を受けられるかどうかは、良いクライアントと出会わなければいけなく、運に左右される部分も大きいです。

空いた時間を利用して、月に20万円程度稼げれば十分という医師にはおすすめですが、大幅な収入増は難しいでしょう。

医療記事監修は執筆よりも単価が低いですが、短時間で終わるため時給としては執筆より少し高いぐらいになることが多いようです。しかし、監修の時給はライターの質に大きく左右されます。質の悪いライターが執筆した記事の監修作業は、手直しする部分が多く時間がかかるため、時給が低くなってしまうのです。監修を多く引き受けていると、質の悪いライターに当たってしまう可能性も高くなるため、トータルで考えると非常勤バイトの時給を越えることは簡単ではないでしょう。

個人情報の公開と悪質なクライアントに注意!

個人情報の公開と悪質なクライアントには注意が必要です。

医療記事監修は個人情報を公開しなければいけません。個人情報を公開するということは責任が伴いますし、医師としての信用にも関係してきます。

そもそも、エビデンスがないようなひどい記事を掲載しているサイトの監修をしている時点で、医師としての信用はないでしょう。また、監修を引き受けた時点では信頼性が高いサイトでも、その後どのようなサイトになっているかわかりません。その結果、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあります。

医療ライターは監修を兼任しなければ、個人情報を公開する必要はありません。しかし、ライターの個人情報を悪用したり、詐欺のようなことをしたりしてくる悪質なクライアントもいます。以前、私が経験したことをご紹介します。

執筆だけ引き受けたのですが、納品段階になったら、公開しないからプロフィールを教えて欲しいとクライアントからお願いされました。深く考えずにプロフィールを教えたら、監修者として私のプロフィールが掲載されていたのです。抗議をしたら、削除してくれると約束してくれたのですが、現在もそのままになっています。

また、最初からだますつもりだったのではないかというほど、依頼時点での報酬と実際の報酬が違っていた依頼がありました。

悪質なクライアントを見抜くことは難しいため、依頼内容をよく確認して必要のない情報は教えないように気をつけましょう。

講演・セミナー講師・メディア出演

医師という職業を活かせる副業として、講演・セミナー講師・メディア出演などがあります。出来る医師は限定されていますが、非常勤バイトよりも時給が高い副業です。

講演やセミナー講師は一般の医師では5万円前後、教授や有名な医師で15~20万円が相場といわれています。講演やセミナー講師は、資料作成などの準備をしなければいけないため、時給にするとそれほど高くはありません。また、メディアに出演できるような医師は限られていますし、打ち合わせなどで時間を取られます。

しかも、人前で上手に話すには技術も必要となるため、医師ならば誰にでもできる副業というわけではありません。基本的に休日を使うので、プライベートの時間が奪われ、肉体的負担も大きいので気をつけましょう。

医師という職業とはあまり関係がない副業【5つ】

次は、医師という職業とはあまり関係がない副業を5つご紹介します。専門的な知識が必要となるものが多いため簡単には出来ませんが、上手くいけば大金を稼ぐことができるものもあります。

報酬や取り組みやすさなどから考えておすすめ順にご紹介します。

駐車場シェア

副業にできる医師は限定されますが、所有している駐車場を使っていない時間だけ他の人に貸し出してお金を稼ぐビジネスが駐車場シェアです。
賃貸で借りている駐車場も、契約内容に転貸可となっていれば駐車場シェアをすることができます。

「特P」「B-Times」「akippa」などのマッチングサービスを利用すれば、誰でも気軽に始められるため、利用する人が増えているビジネスです。

数時間から貸し出すことができ、需要が高い駅や街中などの駐車場を毎日貸し出せば、月に2~3万円は稼ぐことができるでしょう。

大金は稼げませんが、駐車場さえ持っていれば全く費用をかけずに始められる副業です。

翻訳

英語が得意な医師におすすめなのが翻訳です。医学系英文の翻訳は、普通の翻訳よりも専門知識が必要となるため、時給に換算すると少し高めなものが多い傾向にあります。しかし、それでも非常勤バイトの時給には及ばないものが多いでしょう。

仕事を探すには、「WEBで翻訳」「翻訳プロ」などのオンライン翻訳サービスや「Lancers」「クラウドワークス」などのクラウドソーシングサイトに登録するとよいです。

留学経験やTOEICなどの英語検定試験で高得点を取っている医師は、そのことをアピールすると仕事を受けやすくなる可能性が高くなります。

英語が得意で空いている時間を利用して10~20万円稼げる副業を希望している医師には、合っている副業です。

動画・画像編集

医師は、資料作りや学会発表、論文執筆の際に動画や画像の編集をすることが多いです。その経験を活かして、動画や画像の編集を副業とすることができます。

専門的な技術が必要となりますが、動画編集はWEBサイトなどを利用すれば独学で学べますし、学んだ技術は本業で活かすことができるでしょう。

しかし、非常勤バイトに比べるとかなり時給は低くなるため、動画・画像編集が好きな医師でないと続けるのは難しいかもしれません。

依頼は「coconala」などのクラウドソーシングサイトに登録して探すのがよいですが、月に10万円を超えるような報酬の依頼を探すのは意外と難しいでしょう。

プログラミング

将来プログラミングスキルが求められる仕事は増えていき、人材不足になると考えられています。そのため、現在プログラミングスキルがなく勉強を始めても、長期的に考えれば稼げるようになる可能性があります。しかし、一番問題となるのは、多忙な医師にプログラミングスキルを学ぶ時間が取れるのか、ということでしょう。

習得しなければいけないスキルは、サイトの構造を決めるHTML、装飾を決めるCSS、動きをつけるJavaScript、WEBデザインのフレームワークであるBootstrapなどです。一度に習得するのではなく、最初はHTMLとCSSだけでできる依頼を引き受け、徐々に必要となるスキルを身につけていくのがおすすめです。

いきなり時給が高い依頼を受けることは難しいため、クラウドソーシングサイトに登録して安い依頼から引き受け、実績を作ることから始める必要があります。

最初は稼げずに大変かもしれませんが、一度プログラミングスキルを身につければ、十分稼げる副業となるでしょう。

株式・不動産・FXなどの投資

非常勤・スポットバイト以外に多くの医師が取り組んでいる副業が、株式や不動産、FXなどの投資です。しかし、投資は上手くいけば大金を稼げますが、失敗すると多額の借金を背負うリスクがあります。

デイトレードなどの短期トレードやFXは専門的な知識が必要なうえ、一瞬の判断で大きな損害を招くような厳しさがあるため、多忙な医師には向いていません。
株式投資をするなら、証券会社のアナリストのサポートを受けて、リスクが低い長期保有目的の株式投資をすることをおすすめします。

不動産投資は株式投資に比べるとリスクは小さいく、安定した収益を得られる可能性があります。しかし、長期的に考えると、人口減少国の日本の不動産は値崩れする可能性が高いといわれています。

では、どのような不動産に投資するのがおすすめかというと、これから人口が増えてくると予測されている地域や、首都圏で立地がよく需要がある築年数が浅い中古物件がおすすめです。新築物件は値崩れが大きくなる可能性があるため、売却損をする可能性が高いので避けた方が良いでしょう。

株式、不動産どれに投資するにしても、よく勉強して必要な知識をつけてからにしましょう。

医師が副業をするメリットとデメリット

医師の副業にはメリットとデメリットが存在します。副業を始める前にしっかり理解しておきましょう。

医師が副業をする3つのメリット

医師が副業をするメリットは、本業より効率よく稼げる、リスクの分散、税金対策が考えられます。それぞれを少し詳しくご紹介します。

本業より効率よく稼げる

若い医師には、まだ小さなお子さんがいてこれから教育費などで出費が増える人が多いでしょうし、今よりも勤務時間を減らして家族のために時間を使いたいと思っている人も少なくないでしょう。

医師は、他の職業に比べると勤務時間が長く精神的・肉体的負担が大きい職業です。勤務日数を減らしても収入は今よりも増やせるような副業があれば、やりたい医師は多いでしょう。

投資やアフィリエイトは、上手にやれば本業よりも効率よく稼げるようになる副業です。

リスクの分散

現在、医師の数は不足しているといわれています。そのため、医学部の定員を増やして、少しずつ医師数を増やしているのです。

今から約10年後、医師数は需要と供給の釣り合いがとれた状態になるとみられています。しかし、その後は医師が過剰になり、現在の給料が維持できなくなる可能性が高いといわれているのです。

また、医師は精神的にも肉体的にもきつい職業であるため、いつ働けなくなるかわからないという不安を持っている医師は少なくありません。そのため、医師以外の収入源を作っておき、リスクを分散させておきたいと考えるのは当然のことです。

また、病院内で不満があっても、お金のためには我慢しなくてはいけません。しかし、副業で稼げるようになれば、いつ医師をやめてもよいという精神的余裕からストレスも感じにくくなるでしょう。

このように副業で稼げるようになることは、人生を豊かに送れるようになることにつながるのです。

税金対策

医師の平均給料は、1,200万円を超えているといわれています。日本の税制は累進課税を採用しているため、多く稼ぐと税率も高くなってしまうのです。

所得税 税率
引用:国税庁 | 所得税の税率

ちなみに所得税の税率は、900万円を超え1,800万円以下では税率33%ですが、1,800万円を超え4,000万円以下は40%となってしまいます。例えば、1,600万円稼いでいる医師が毎月非常勤バイトをして20万円多く稼いだ場合を考えてみましょう。そうすると、課税所得が1,840万円になり税率があがってしまいます。その結果、多く稼いだにもかかわらず手取り金額はほとんど変わらなくなってしまうのです。

しかし、株式投資の配当金は所得税および復興特別所得税15.315%、住民税5%となり合計でも20.315%で済みます。
また、新設法人を作って法人として不動産投資を行えば、個人所得と法人所得に分けられて、税率の低い法人税を支払えばよいのです。

このように節税にもなる副業をすることで、実質収入を増やすことができます。

医師が副業をする3つのデメリット

医師の副業は、メリットだけではなくデメリットも存在します。副業を始める前にデメリットをよく理解してから始めるようにしましょう。

借金を背負う可能性がある

株式や不動産などの投資では、大きな借金を背負ってしまう可能性があります。数百万の借金なら本業の給料で返せますが、投資による借金は数千万、数億と大きな金額になることが多いです。

大きな借金を背負うリスクを犯してまでやるべきことなのか、よく考えてから始めましょう。

実質時給の低下

医師の実質時給はもともと高いため、よほど効率の良い副業でないと実質時給が下がってしまいます。始めたときは実質時給が低くてもよいですが、数ヶ月後に医師の実質時給より高くなっているかどうか、よく考えてから始めましょう。

本業に問題が生じる

あまりにも副業に力を入れてしまうと、本業に差し障りが生じてしまう可能性があります。
ただでさえ多忙な医師が、平日のわずかな自由な時間や休日を返上してまで副業をやる価値があるのかよく考えてください。

仕事と休息のバランスがとれず、本業ができなくなってしまうような状況になったら、本末転倒です。休息をしっかりとり、それ以外の空いている時間でできる副業をするのが理想的でしょう。

医師が副業を始めるときに注意する2つのこと

副業を始める前に注意すべきことをご紹介します。最悪の場合、医師をやめなければいけない状況になってしまうものもあるので、注意してください。

勤務している病院の就業規則を確認すること

国公立病院、一部の民間病院では、医師の副業が禁止されています。ばれたらどうなるのかは病院によって異なっているでしょうが、副業するならば絶対にばれないようにやらなければいけません。

国公立病院に勤務している医師でも株式投資は問題ないはずですが、不動産投資ではある条件を越えると自営とみなされるため気をつけましょう。

①5棟もしくは10室以上、駐車場は10台以上  ②賃貸料収入が年500万円以上
このどちらかを満たすと個人の資金運用ではなく自営とみなされます。

株式や不動産投資は資金管理会社を作り、妻や親族を代表にして自分は関知していないというスタンスでいることが重要です。大きな利益が出たら他人に言いたくなってしまうかもしれませんが、どこから話が漏れてしまうかわからないので副業のことは誰にも言わないようにしましょう。

確定申告をすることを忘れないこと

副業の収入が20万円以下であっても確定申告をしなければいけません。20万円以下なら所得税はかかりませんが、住民税は1円稼いだだけでも課税されるため申告が必要です。

給与を2か所以上から受けていて、かつ、その給与の全部が源泉徴収の対象となる場合において、年末調整をされなかった給与の収入金額と、各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く。)との合計額が20万円を超える
引用:国税庁 | 確定申告が必要な方

所得税の申請は税務署、住民税の申請は市役所で手続きします。「freee」などの会計ソフトを利用すれば簡単に確定申告でます。また、よくわからない方は、税理士に相談しましょう。

申請を怠ると、追徴課税や延滞金が請求され余計な出費となってしまうため、確定申告を忘れないように注意しましょう。

まとめ

以上、医師におすすめの副業、副業をするメリットとデメリット、副業を始めるときに注意することについてご紹介しました。

結論としては、医師という職業を活かした副業は準備があまり必要なく取り組みやいものが多いです。一方、医師という職業と関係ない副業の中には、専門的な知識や技術を習得しなければいけないものがあります。

収入源が複数でき精神的な余裕ができますが、大きな借金を背負ったり本業をやめなければいけないような状況になったりするリスクもあります。また、医師はもともと時給が高い職業のため、本業より時給が高い副業をするのは簡単ではないでしょう。

あなたの希望とメリットやデメリットを考えて、どのような副業をするべきかよく考えてから始めましょう。